優しくなれるために必要な距離
Fさんに会いに一年ぶりの天宮農園へ、そして母が暮らす茂木へ。
圧倒的にFさん宅の方が大きいのですが、両家ともこたつのある広い居間でお茶を頂きながらお話をしていると、気持ちがなんだか優しくなっていくのを発見しました。相手までの距離があると、私の目にはその人だけではなくて、その人がいる風景も多く視界に入ってきます。その人はただそこにいるのですが、そこにいるようになった背景(まさに背景)も感じられる気がしました。近い距離で面と向かっていては感じられない、その人の全部がそこに見えるような距離。
生まれてからずっと東京の狭い部屋で育ってきて私が今ひとつ優しくなれない、おおらかになれないのは、この距離を知らないからかもしれません。
隊長がSTARNETの「川田鍼灸治療院」で施術していただいている間、少し寒かったけれどおもてのベンチでぼうっとしながら今後、東京で広い家に住める予定のない私はいろいろ考えてしまいました。
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