秋田道夫さんの「80mm」

秋田道夫さんの「80mm」
自分でコーヒー店をやるなら、食器は「arabia」でまとめようと思い、オークションなどを利用してカップやソーサーを合わせて160脚集めました。バンカーズボックス7箱分くらい。狭い我が家で大きなスペースをとっています。

コーヒー好きの私は家にいる時は必ずかたわらにコーヒーがあります。テレビを見ながら、本を読みながら、ネットをしながら。だいたい「ながらコーヒー」です。視線はテレビ、本、PCでなんとなく目の端に見えるコーヒーカップに手を伸ばす。倒すことはとても稀ですが、カップの「耳」の部分に上手く指を滑り込ませることは、「ながらコーヒー」だと難しい。非常に難しい。なので私は耳でなはなくてカップを「ワシっ」とつかんでコーヒーを飲むようになっていました。

カフェや喫茶店で打合せをすることがあります。
ノートPCを広げてメモをとったりしているとテーブルの上はイッパイで、コーヒーカップを倒しそうになったりします。

最近よくお邪魔する「tocoro cafe」は、いわゆるカフェオレボールでコーヒーの飲ませてくれます。私がtocoro cafeを素敵だなって思うのは、注いだコーヒーでボールが熱くなっても両手で持てるように布製の長方形のコースター(?)とともサーブされることです。カフェオレボールが苦手な私でもこういう「心遣い」があると、そのお店の雰囲気を自然と受け入れることができます。

秋田道夫さんのデザインされた「80mm」のカップは

耳もないですし
どっしりしていて簡単には倒しそうにないですし
二重構造で熱いコーヒーやお茶をいれても熱くなりませんが

私が未来の自分のお店で「arabia」じゃなくて「80mm」を使いたいなと思ったのは、きっと雰囲気の良いお店になるだろうなぁと感じたから。素敵なお店は本当にたくさんありますが、そういう雰囲気のお店は他にない。そんな魅力を感じていました。

その「お店」ができる前にAfterhoursのネットショップで「80mm」を扱わせていただく機会に恵まれました。私より先に隊長の焼き菓子が秋田道夫さんとご一緒します。
「Afterhours」の焼き菓子と秋田道夫さんの「80mm」のあるテーブルが幸せでありますように。

そして私は後ほど「コーヒー」でその仲間に加わるようにします。

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横田茂 / Shigeru Yokota
コーヒーと音楽と山歩きが好きです。整理整頓、夕食の準備が日課。フリーのウェブデザイナー。
Afterhoursではコーヒーとデザインを担当

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