Afterhours | ケーキ 焼き菓子 クッキー缶

Happy Life

monne legui mooks
rocketshipTOMOSを始めたころ、知り合ったのがO君。
もう8年も前になりますが、その頃彼はフリーのケーキ職人というあまり聞いたことのない肩書きを持っていました。自宅の工房でケーキを焼いて、TOMOS でカフェなどに配達していました。2000年の「Pedal. Cafe」には、ケーキを焼いて持ってきてくれて、集まったMOPED乗りのみなさんにふるまってくれました。

世田谷から八王子の大学まで毎日通学に使っていた彼のTOMOSは、そのあとに動かなくなってしまって、彼は変わりに大きなスクーターに乗って日本中へ旅に出はじめました。

旅先での出会いを育んで、O君は今年の5月に長崎県波佐見町に「monne legui mooks」(通称ムック)というカフェ&レストランをオープンさせました。昭和初期に建てられた陶器工場の建物を三ヶ月かかって改築したそのカフェは、都会とは言えない波佐見にあってたくさんの人が集まる店になりました。
心地よい喧騒のゆっくりとした時間ただよう素敵なカフェです。

広い店内を一人でサービスするO君。
パティシエとしての腕も衰えていませんでした。

美味しかった「HAPPY LIFE」ケーキです。

植松良枝先生
最近、我が家の講師陣に加わっていただきましたのが、植松良枝先生の「温かい野菜料理」。
本日は、わたくしめが晩ごはんを担当させていただきまして、「ヘルシンキのじゃがいもスープ」、「炒め野菜と味つけひじきのサラダ」をこしらえております。

bauhaus
私の心の扉をノックした初めての絵は、パウル・クレーさんの「野いちご」。ついこないだのことです。

今日、川村記念美術館に「パウル・クレー展」を観に行きました。
始めから順番に作品を観ていくうちに、「ちょっと待て、もしかして『野いちご』もあるかも?」と気が付いたら、胸のあたりがキュ〜っとなって、ちょっとクラっとなる。

ドキドキと進んでいくと、ありました。「野いちご」。

パウル・クレーが描いたそのものが目の前にある。
コピーでもなくて、筆を滑らせたそのものがドイツから時を越えて目の前にある。
これは衝撃。