Afterhours | ケーキ 焼き菓子 クッキー缶


「ほら、今はこんな季節なんだよ」

私一人、私と隊長の二人揃っても知りえることに限界はあります。

忙しかったり、しんどかったり、ちょっと無理だったりするときや、気が付かないけど疲れちゃってるような、半径1メートル位の現実しか見えない時。その目の前に「その現実の向こう側にある、その時にしか感じられないもの」を届けてくれる方がいることは、嬉しい。自分の目や手や足が増えたみたい。

雨上がりの夜にMOPEDで感じた風と、空豆に2006年の6月を感じました。

WITHOUT THOUGHT 7

WITHOUT THOUGHT 7
WITHOUT THOUGHT 7
私も昨日は、Axisとこちらをはしごしました。

「そのもの」を見るだけじゃなくて、「それに至った考え方」と「どんな方なのか」を想像する。
会場でそんなことをしている自分自身を発見。楽しかった。これはformroomにいたからできるようになったことですね。

さて、この狭い会場もいいですね。グルグルと何度も回れちゃう。いろんな順番が楽しめます。外から中心へグルグルと攻めていくもよし。縦にジグザグ、横にジグザグしてもよし。広いと何度も見ようとすると疲れますが、この会場のサイズなら疲れません。

それと、今までは書いたことがなかったんですが、最近はどこ行っても「ご芳名帳」に名前を書くようにしています。4月9日のAfterhoursにある漢字のサインです。他にも社内連絡メモや取引先へのファックスなど、漢字を使う場面は全部これです。使っているうちに、読めなかった「田」の字もかなり改善されてきました。どこかのご芳名帳でお会いできる思います。

最初は「自分らしく」ないかな?「私はこんなに小難しそうじゃないのよ」と思ってたんですが、何だかしっくりくるようなりました。私は他人から見ると「ちょっと小難しい」のかも知れませんね、と思えるよになりました。

使わないといかんですね。

SUPER NORMAL
SUPER NORMAL
SUPER NORMAL
視界に入るとどうしても目をとめてしまったのが、会場内の「オレンジ」や「赤」のものでした。淡い色に飽きてきたのかも知れない。

そしてこのオレンジのイス。
見終わって会場を出ようとしたのですが、「ボクをもっとよく見ていきなよ」と声をかけられました。グラビアアイドルを撮影するかのごとく、膝をついて熱心にシャッターをきるちょっとおかしな人は私です。エンツォ・マーリさんの「マリオリーナ」が彼の名前でした。

夜には祈る


私の帰りはあまり早くないし、飲んで帰ると隊長は寝てることもあります。一日0分から長くて180分しか会えない、話せないのはよろしくない。

私の父は夕方に家を出て朝方に帰ってくる仕事だったので、父と母はまるで会えないし、話せない。そのことをどう思ってたのかを母に聞く勇気はまだありません。
父が帰ってきたときのために、ビールのコップとおつまみが毎晩寝る前に食卓にありました。そしてかかさず、手書きで短い手紙があるのを知ったのは、私が中学生になって母が寝た後も勉強するようになってから。そして、朝方帰ってきた父と一緒にビールを飲んだのは大学4年の11月。そのたった一度だけでした。

毎朝の風景


朝起きると、たいがい隊長はすでに仕事に出ています。

私は一人分のコーヒー豆をひいて、一人分のお湯を沸かして、一杯のコーヒーをドリップして、飲んで仕事に出る。

隊長は毎朝、一杯の冷たいお茶でのどを潤して出掛けるから、我が家の台所は毎朝同じ、こんな感じです。