代々木公園のケーキ・カフェ「アフターアワーズ」

私と海

bali
どこか旅に行くなら、さらに海外に行けるなら「青い海」のあるところを選びます。そして暖かい場所。私の少ない海外旅行は、タイに二度、サイパン、バリ、ついでに石垣島ですが、実は海が怖いんです。特に「広い海」を見ると胸のあたりが寒くなります。溺れたことがあるわけじゃないんですが、溺れるのだけは避けたい。溺れて息絶えることを想像してしまうと「あー」と声を出してしまいます。でも泳ぐのは好きです、カエル泳ぎならば1キロ位は行けます。

スキューバダイビングは一生やるつもりはなかったんですが、石垣島に行った時に隊長が何を思ったのか「キミ、キミ、朕は体験ダイビングがやりたいのだよ」とおっしゃるので、我慢しておつき合いすることにしました。

器具を船の上で装着すると、その重さで海に潜るのを想像しただけでブルーになりましたが、もう後には引けないわけで。縄ばしごをおりて少しずつ深く潜る練習をしていても、耳抜きが上手くできなくてブルーになってももう後には引けないわけです。隊長はどうなのよ?と横を見ると、「怖くてもうできません」と言い残して、信じられないことに耳抜きの練習中にリタイアです。インストラクター女史が「奥様はちょっと休んでからまたチャレンジしましょう。旦那さんは先に縄をつたって海底で待っててくださいね」と酷いことを言います。

私は耳抜きを5万回位しながら、泣く泣く暗い海底まで潜り、縄を握りしめ、天気が良くないので暗い海底で、自分の呼吸しか聞こえずに、船上でならったように跪いて隊長を待ちました。コレを離したらお終いだと力強く吸入器を噛んでいるので逆に口がつかれて吸入器が離れそうです。息をはいたブクブクでゴーグルが揺れて外れそうで縄を握ってない手で押さえて待ちます。
凄く長い間待ちましたが、やっと降りてきたインストラクター女史が、海底でボードに書いたのは「奥様は来ません」。酷い話です。


私の前世には、南国で水難にあった人がいるに違いない。

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