小学校はもうない
「最近の小学校は色鮮やかだなぁ」と感心しました。
何故、そんなことを思うのかと考えてみると、私の通っていた小学校はコンクリート打ちっ放しのちょっと暗めの建物だったのを思い出しました。窓は南に向いていますが、教室が二つ並ぶと折れて、二つ並ぶと折れてというカクカクしたかたちでした。ドラマに出てくるような生徒が喘息力で走れるようなダァーっと長い廊下ではありません。
「廊下は走らない」とたまに先生に怒られますが、基本的に「走れない」んですね。走ると曲がり角で他の生徒と正面衝突しちゃうから。
教室の窓の外には1.5メートルくらいのベランダが建物の端から端まで、廊下と教室を挟んでようについてる。なので、晴れた日でも教室まで陽が直接入って来ないし、廊下はカクカクしているのでワァっと西日が入ってこない構造になっていました。
建物の端と端には「赤門」という1年生から3年生までのげた箱が独立した建物と、4年生から6年生までが使う「青門」という建物があって、文字通りそれぞれの重い扉は赤と青に塗り分けられてました。
そんな校舎が懐かしくて、4年くらいまえに実家へ帰るついでにMOPEDで寄ってみたら、すっかり立て替えられてて、しかも名前まで変わってました。
だいたい、私の出身地である東京都「田無市」自体が、「西東京市」になってるわけで、地名もなければ出身校もないのであります。さびしいものです。
その小学校の校舎は、ドイツ人の設計でドイツとその小学校の二つしか存在しないと聞いています。あいにく卒業アルバムは実家にあるので設計者が誰だかわかりません。ドットコムしても出てきません。今度、母の所に行ったら卒業アルバムを引っ張りだして調べてみるのが楽しみです。
ドイツの何て言う人なんでしょうか。
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