代々木公園のケーキ・カフェ「アフターアワーズ」

仕事

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個人タクシーの運転手をしていた父の下半身が突然動かなくなりました。朝方仕事を終え、駐車場でエンジンをきってすぐのことです。大きな病院に入院し治療が始まりましたが、半身不随だけの問題ではなく、もう治る見込みがないことが分かりました。

病院の小さな部屋にまず家族が呼ばれ医師から話を聞き、その後に父が車イスで運ばれてきました。医師からの話を聞いた父は、「前の仕事には戻れるでしょうか」と言って顔を手で覆った。

仕事・職業ということを考えると私はこの時を強く思い出します。「あとどれくらい生きられますか?」とは言わなかった父にとっては、「生きる」こととは「仕事をする」こと、タクシーを運転すること。世間では低く見られがちなタクシーの運転手という仕事を父は大好きで、誇りを持ってたんだなとその時初めて知りました。そして私も「前の仕事に戻れるか」と言えるような仕事に就きたいと思った。

「Afterhours」は「勤務[営業]時間後の」という意味があります。今年の春に私はwebデザイナーという仕事に就いて、それまでは「生計を立てていくための仕事」の勤務時間後にやっていたことがそのまま「生計を立てていくための仕事」=「生業」になりました。

私にとって2006年は「生業」と「Afterhours」が同じになった記念すべき年です。そしてたくさんの出会いに支えられた年でもありました。

素晴らしい日々。
みなさん、どうもありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

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